Slay the Spireのオタク

21世紀覇権ゲーム、Slay the Spireに心を囚われたオタクのブログ

ディフェクト最重要カード「寒気+」について

最近、個人的にディフェクトで最もホットなカード、寒気の話。

 

何が強い!?

・初手にフロストオーブを複数展開し、被ダメージを軽減する

スケールが完了するまでの防御面で苦労するディフェクトにとってこれが超重要。特に道中の戦闘で、寒気+を持っているかいないかで安定度がグッと変わる。

予めフロストを浮かべておく事で、認知偏向やデフラグ、消尽といった被ダメを覚悟してでも使いたい集中バフが即座にブロックに還元され、隙を晒しにくくなる。

オーブスロットがフロストで埋まった後は、ボールライトニング冷静沈着等でフロストを押し出しているだけで勝手にブロックが生えてくる。ブロックに左程リソースを割く事無く、他にやりたい事が出来る。スレイバーズ戦で自暴自棄を撃ちたいのに被ダメも苦しい場面、誰しも経験があるだろう。

Slay the Spireで勝つ為に最も重要な事の一つは、集団戦が増えると共に敵の攻撃が一気に苛烈になるAct2で死なない事。これを防ぐ手段として最適なカード、寒気+はディフェクトにとって最重要カードと言ってもいいのではなかろうか。

 

コンパイルドライバー核分裂の出力を上げる

特に後者の存在が大きい。核分裂というカードの超絶ぶっ壊れ性能については以前の記事にも書いた通り。

【Slay the Spire】全キャラ全カードTier List

【Slay the Spire】Jorbs氏は如何にしてA20H勝率80%を成し遂げたか

寒気+はそのポテンシャルを引き出すのに最も相性が良いカードだ。

初手でフロストオーブを生んでおく事でドロー枚数を増やし、スケール手段へ手早くアクセス出来るようになる。これもディフェクトにとっては嬉しい。

 

機械学習+をデッキに加え易くなる

上記2点に比べるとやや弱めではあるが、確実に意識している事。ドロー枚数の多さ=取れる選択肢の広さ。寒気+核分裂+の組み合わせ等によって初動の脆さをある程度緩和出来ているならば、長期戦で着実に仕事するこのカードを初手に引く負担は軽減される。

 

データを見てみる

私の過去3か月、ディフェクト20ラン中のカード別勝率。サンプル数の少なさには目を瞑って欲しい。

SpireStars様にはいつも大変お世話になっています。

ゲーム終了時点(勝敗問わず)でデッキに含まれていた回数が多いディフェクトのアンコモンカード上位10枚と、それらの勝率。自己修復とかいうカード強くねぇ?

 

ゲーム終了時点(勝敗問わず)でデッキに含まれていた回数が多いUG済みのアンコモンカード上位10枚。

 

Act1のカード報酬画面でピック数が多い順にソート。

恐らくこちらは店で購入したり変化から入手したカードをカウントしておらず、一方でActを跨いでピックしたカードを重複してカウントしている。1,2枚目と数が一致しないのはこの為。

 

このようなカード別勝率は、ゲーム序盤にピックされるカード程低く、ゲーム終盤にピックされるカード程高く出やすい傾向にある。しかし寒気はAct1で最もピック数が多いアンコモンカードにも関わらず100%という異例の勝率を叩き出している。

上でも述べた通り寒気はAct2で最も輝くカードなので、Act1で予め確保しておき、既にAct1突破の目途が立っていればボス戦前にUGを済ませておく事が多い。UGで天賦が付くという点がミソで、このカードの存在意義と言っても過言では無い。

与えられる課題に対し順々に解答を用意していくというのがSlay the Spire攻略における基本方針であるが、

・Act1で寒気をピック&UGしてAct2に備える。

⇒Act2で体力に余裕を持って雑魚とエリートを狩りつつ、終盤戦で勝つ為のパーツを揃える。

これがクリアへの一番の近道だと私は考えている。